病理細胞診断科
概要
■当科は顕微鏡を使って病理組織学的診断と細胞学的診断を専門に行う科で、通常は大学病院規模の病院でしか設置されておらず、あまり聞きなれない科かもしれません。
■北里大学病院で30年にわたり勤務してきた経験豊富な専門医(日本病理学会認定病理医・日本臨床細胞学会認定指導医)と3名の専門技師(日本臨床細胞学会認定細胞検査士・国際細胞学会認定細胞検査士・二級病理技術士)が診断業務を行っています
■また、当科は小規模ですが、最新の機器を設置し、コンピューター化により効率の良い迅速な診断報告を行っています。生検材料(内視鏡で採取した小さな組織など)は24時間以内、手術材料(外科手術により摘出された組織など)は7−10日以内に診断報告を行っており、結果は電子カルテ上で閲覧可能です。
■当科は、臨床各科と緊密な連携を行い、セカンドオピニオンの必要な症例については、積極的に協力し、より良い医療を提供するよう努力しています。
* 地域がん診療拠点病院における病理診断部門として積極的に活動しています。
【主な診療内容
1.病理組織診断 内視鏡的に採取された小さな組織片や外科手術により切除された臓器からプレパラートを作成し、顕微鏡下で病理組織学的な診断を行います。
2.細胞診断
体の一部から剥がれ落ちたり、尿や腹水あるいは痰の中に落ちこぼれた細胞がガン細胞であるのかどうかを顕微鏡下で診断します。
3.免疫組織化学的診断
多種の抗体試薬を用いて、がんがどの程度の悪性度を有しているのかや、ホルモン療法(乳癌や前立腺がん)や最新の分子標的療法(乳がん、肺がん、胃がん)に感受性があるかどうか、更にはどの臓器に生じたのか等を総合的に判断します。
4.分子病理学的診断
外注検査となりますが、乳がん治療に際しては有力な情報を提供しています。
5.剖検診断
不幸にしてお亡くなりになった患者さまの死因等の検索を行います。
スタッフ紹介
|
略歴 | 北里大学医学部(1976年卒) 北里大学大学院修了 シカゴ大学客員研究員 医学博士 北里大学病理学教授 |
||||
| 専門分野 | 外科病理診断学 細胞診断学 免疫組織化学 |
|||||
| 専門医・認定医 | 日本病理学会認定病理医 日本臨床細胞学会指導医 厚生労働省死体解剖資格 |
治療実績
2004年実績(年間検査実績)
・病理組織検査:3,893件
・細胞診検査:102件
・免疫組織化学検査:450件







