中村星斗

入職8年目で、「あらゆる分野で活躍できる薬剤師を目指している」と語ってくれた。

東大和病院を選んだ理由

 私が東大和病院で働くことを決めたのは、病院の規模が理想的だな、と思ったからです。この病院は病棟が5つ、薬剤師の人数は現在13名です。決して小さな病院ではありませんが、大病院のように仕事が細分化しておらず、一人でさまざまな仕事を経験できるのが魅力でした。薬剤師としてオ一ルラウンダーを目指していましたので、さまざまな仕事ができるこの病院が向いていたと思います。

現在の仕事内容

 現在の仕事の内容は、病棟付きの薬剤師として、50名程度の入院患者さまのための調剤、注射や点滴の製剤、抗がん剤や高力口リ一輸液のミキシングなどを行っています。医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフなどが協働しながら患者さまの治療を推進するチ一ム医療のカンファレンスなどでも、薬剤師の立場から投薬や薬の選択などに関する意見やアドバイスを行いますし、直接患者さまにお薬の説明をさせて頂くこともあります。

「薬剤師になってよかった」と思うこと

 患者さまの中には、医師や看護師に言いづらいごとも、薬剤師の私たちになら、ということで不安や不満を漏らしてくれる方もいらっしゃいます。相談にのってあげたり、看護師さんたちとお話しして、不安を和らげることができたときには、やりがいを感じますし、患者さまの苦痛が和らいだと感謝されたときなどには、ごの仕事を選んでよかったと思いますね。

今後のキャリアアップ

 今後のキャリアステップとしては、さまざまな疾病に関する知識を深めていくと同時に、専門的な分野を掘り下げていきたいと思っています。新薬や最新の知見に関する研修会などにも参加できますし、以前から目指していた糖尿病療養指導土の資格も取得できたことにも感謝しています。
 この病院は、急性期医療の現場ということで、ある程度の忙しさはありますが、だからこそいろいろな仕事ができる環境だと思います。1年目から様々な仕事に携われますし、力を付けることができます。 いろいろなことを勉強してみたい、チャレンジしたい人にはぴったりの職場だと思います。


薬剤科のみなさん