理事長
メッセージ
Message

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私たち大和会の目指すもの
生い立ち
社会医療法人財団大和会は、1951年、この地にあった日立航空機(株)付属病院の土地・建物の寄付を受けて設立した医療法人財団大和会「大和病院」に始まります。当時から公共性を求められた当病院は、地名の大和村に因んで命名されました。当初は病床数150床、内科・外科・小児科・耳鼻咽喉科・歯科の5診療科と小規模な病院でしたが、その後、診療科や医師、スタッフの充実を図り、1989年の新病棟完成を機に「東大和病院」へ改称しました。さらに、健診センター、介護老人保健施設(1997年)、訪問看護ステーション、指定居宅介護支援事業所、指定訪問介護事業所を設置し、2005年には武蔵村山市、日産工場跡地への医療機関誘致を受けて武蔵村山病院を開設しました。その後も東大和ホームケアクリニック開設(2006年)、東京都第1号となる社会医療法人認定(2009年)、東大和病院附属セントラルクリニック(2014年)開設へと進み、現在の社会医療法人財団大和会の体制が完成しました。
現在、そしてこれから

私たち大和会は、「生命の尊厳と人間愛」を理念として、地域の皆さまに信頼される保健・医療・福祉をめざして活動してきました。国の定める5疾病6事業のうち、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患、救急医療、災害医療、周産期医療、小児医療、新興感染症の5疾病5事業に対応しています。救急医療には特に力を入れて取り組んでいます。また、ロボット支援手術を導入するなど、より高度で安全な医療を地域に提供しています。介護、在宅医療部門は、「住み慣れた地域で自分らしく暮らす」ことを多職種が協働して支援しています。この地において「村山大和総合医療福祉センター構想」を掲げ、広い意味での市民病院の役割を果たすべく日々努力を続けています。
しかしながら、急激な高齢化、コロナ禍など社会状況の変化は大きく、施設・機器の経年変化、人手不足、働き方改革の影響など、法人の活動にはこれまで以上に難しい課題が山積しています。行政、医師会など関係機関と密接な連携・協力を進め、急性期の高度先進医療から慢性期医療・在宅医療・介護まで一貫して質の高いサービスの提供に努めます。今後も職員一同一丸となって努力してまいりますので、市民の皆さまにはより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
経歴
北海道大学医学部(1983卒)
同大学医学部 第一外科入局(1983)
ピッツバーグ大学外科(1991・客員研究員)
医学博士(1993)
カリフォルニア大学サンフランシスコ校外科(1994〜1996・客員研究員)
マイアミ大学外科(1998・客員教官)
北海道大学医学部・第一外科(1999〜2000・助手)
社会医療法人財団大和会 東大和病院・外科(2002〜現在)