武蔵村山市の悲願であった総合病院として、社会医療法人財団大和会が武蔵村山市の公募に応じる形で、平成17年6月1日に旧日産村山工場跡地に開設されました。
開院以来、「市民のための理想的な医療・福祉サービスが提供できる病院」を目指して、病院体制の整備に注力してまいりましたが、10年を経てようやく市民のための病院としての体裁が整いつつあります。具体的には、二次救急医療機関の指定を受けて積極的に地域救急医療活動へ参画。また、市民の需要の多い小児科や産科領域の診療の維持・充実に努めております。一方、病院機能の充実という観点からは、平成20年に病院機能評価機構の認定を受け、平成21年からは診療報酬上のDPC病院へ移行、さらに平成22年には病院にとって最も重要な資源である病院職員の職場環境整備を目指す「働きやすい病院」の認証も取得することができました。
開院10年の節目の年に当たり、診療体制の一層の充実を図るべく、市の協力を得て診療棟の増設や既存棟の改修を計画しています。これにより医師をはじめとする医療職員の招聘や診療内容の高度化・効率化が進み、ひいては、より行き届いた医療サービスの提供へ繋がるものと信じております。
職員一同、初心を忘れずに市民の皆さまに信頼され、愛される病院を目指して頑張ってまいります。今後とも叱咤激励のお言葉を頂けますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。