お問い合わせ
ダビンチに関するご質問や手術依頼等について、まずはお電話ください
武蔵村山病院 代表(患者さま) |
---|
042-566-3111 |
地域医療連携室(医療関係者の方) |
---|
042-566-3560 |
社会医療法人財団大和会 武蔵村山病院
〒208-0022 東京都武蔵村山市榎1-1-5
ダビンチは、低侵襲技術を用いて複雑な手術を可能とするために開発されました。高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像の下、人間の手の動きを正確に再現する装置です。
術者は鮮明な画像を見ながら、人の手首よりはるかに大きく曲がって回転する手首を備えた器具(鉗子)を使用し、精密な手術を行うことができます。
ロボット支援手術は完全に医師の操作によって実施されます。
ロボットアームを4本持ち、1本には高精細3Dカメラ、残りの3本には、手術を行う器具が取り付けられます。医師の指示に忠実に操作を行います。ロボットの手先は米粒をつまめるほど小さく、複雑な操作が可能です。
医師に提供する3D画像の処理や分析を行う重要なコントロールセンターです。上部のモニターには、手術中の映像が映し出され、スタッフに手術の進行状況を共有します。
ダビンチの操縦席。高解像度の映像を処理し、医師は3D画像を見ながら、手元のコントローラーを操作して緻密な手術指示を送ります。
数カ所の小さな切開部から手術を行うため、傷が小さく、出血も抑えられ、手術後の回復が早く、患者さまの負担が軽減されます。
コンソールモニターには高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像が映し出されます。
医師がロボットアームに装着されている鉗子やメスを操作します。ダビンチの鉗子はリスト構造を持ち、人間の手より大きな可動域と手振れ補正機能を備えています。
現在、当院でダビンチによる手術を行える疾患です。
今後、他の泌尿器がんや、消化器外科へと拡大していく予定です。
世界では、毎年90万人超の男性が前立腺がんと診断され、男性では肺がんに次いで二番目に多いがんです。
前立腺がんは、DRE(直腸指診)、PSA(前立腺特異抗原)検査、生体組織検査などのスクリーニング検査で見つけることができます。限局性前立腺がんには手術療法と放射線療法がありますが、最近の臨床試験で、放射線治療と比較して、前立腺の切除手術により生存率が向上することがわかりました。
手術支援ロボット「ダビンチXi」を用いた前立腺がん手術を行っています。
ダビンチXiは、最新の手術支援ロボットです。ダビンチ手術は、従来行われてきた腹腔鏡手術が持つ“傷が小さく、低侵襲である”というメリットはそのままに、動作・視野制限・手ぶれといった腹腔鏡手術の欠点を解消した最新の手術方法です。
サージョンコンソール(操縦席)に座った術者が、3Dハイビジョン画像を見ながら、多関節機能と手ぶれ防止機能を備えたロボットを操作することで、より正確な、より繊細な、より安全で合併症の少ない手術を目指しています。
安心して先進的な医療を受けていただけるよう、万全の体制で取り組んでまいります。