在宅サポートセンター長あいさつ
生活者の生活の場における幸福の追求
生活空間は大きく3種類に分類されます。
- 第1空間(場)
自宅:あなたのあるがままの状態を受け入れてくれる場所
- 第2空間(場)
仕事場:あなたの自己実現がなされる場所
- 第3空間(場)
第1と第2の中間にある、喫茶店や趣味サークルなどであり、友人とくつろぎの存在を前提とする場所
病院は、このどこに属するのでしょうか? 病気を治すことが仕事であれば、転職と同じ(第2空間)かもしれません。老人ホームへの入所であれば、引越し(第1空間)に近いかもしれません。最近は病院の接遇もとても上品になり、第3空間のように感じる方も一部におられるかもしれません。
在宅サポートセンターは、地域社会と調和し、利用者さまとご家族が、住み慣れた自宅で安心して生活を送れるよう、様々な医療、福祉サービスの提供を目指します。通院中の方でも、十分な介護資源の活用(ヘルパー/改築/訪問看護/訪問栄養指導
など)が必要な場合があります。通院困難な方のお宅には、医師が定期的に訪問診療することにより医療の継続を果たします(通院困難になりかかっておられる方には、病院主治医との2人主治医制をとっております)。また、在宅スタッフが話し合いを行い、ケアプランにもとづいて状態を把握し適切なケアや介護を行います。
なお、ケアプラン全般についてのお問い合わせは、ケアサポート(東大和病院ケアサポート/武蔵村山病院ケアサポート)・地域包括支援センター(東大和市高齢者ほっと支援センターなんがい/武蔵村山市北部地域包括支援センター)にお尋ねください。
(森 清 もり きよし kiyoshi MORI MD PhD)
基本方針・患者権利
基本方針
- 私たちは、利用者さまがその人らしく幸福で安心した在宅生活を送れるよう支援いたします。
- 私たちは、保健・医療・福祉水準の向上のため、専門知識の修得や技術の研鑽につとめます。
- 私たちは、地域社会と調和し、皆様から必要とされる在宅サポートセンターを目指します。
患者・利用者さまの権利
- 公正で適正な医療・介護サービスを受ける権利があります
- プライバシーを保護尊重される権利があります
- 訪問診療にて医師による説明を受け、医療行為を選択することができます
- 医療・福祉専門職により説明を受け、介護サービスを選択することができます
- 提供されるサービスに意見を述べる権利があります
患者・利用者さまの責務
- 自らの健康や介護に関する情報を提供する責務があります
- サービス利用に関する必要な契約をする責務があります
- 他の利用者さまが平等で適切なサービスを受けられるように配慮する責務があります
- 在宅サポートセンターでの研修医、実習生の教育のために協力していただく責務があります