研修プログラムの詳細は、研修プログラムを御覧ください。
脳神経内科の柱は、神経診断学です。脳神経内科医は神経症状を呈するあらゆる患者、つまり明らかな神経疾患だけでなく全身的問題が原因となっている症例も診断します。また、脳神経内科は内科の一分野であり、診断の際には常に全身状態や内科的問題を考慮します。研修では幅広い知識と論理的思考を学び、迅速かつ正確な診断のできる脳神経内科医を育てることを目標とします。
◯経験できる疾患:
脳血管障害、神経変性疾患、認知症、免疫性神経疾患、脳炎など
◯主な検査:
神経放射線検査、超音波検査、電気生理学的検査
(脳波、筋電図、神経伝導速度など)
リハビリ部門との連携により高次脳機能障害の評価を行っています
日本循環器学会研修施設
日本心血管インターベンション治療学会研修施設
循環器科は、循環器疾患を中心に、循環器疾患に合併するすべての疾患に対応し、ICU、CCU、HCU、心臓血管センターの病棟にて診療を行います。東京都CCUネットワークに加盟し、急性期治療に力を入れております。
毎日、心臓血管センター医師全員で、病棟の回診で診療開始し、夕方もスタッフ全員の回診とカテーテルカンファレンスで診療を終了します。
救急医療を中心とした急性期医療から、リハビリ、在宅に至るまでの一貫した治療体系をとっており、四肢の骨折や脱臼などの外傷疾患、膝関節疾患、股関節疾患、脊椎疾患など症例数も多く、様々な経験ができます。また、慢性骨髄炎、感染性偽関節、変形治癒などに対する骨延長法を利用したイリザロフ法を行っており、専門性の高い治療も経験できます。当院は、手外科研修施設骨折治療学会研修施設に認定されています。
●2014年治療実績 (年間総手術数:701件)
観血的整復固定術 創外固定術 偽関節手術 人工関節置換術 脊椎手術(腰椎・頸椎・胸椎), 関節鏡視下手術、経皮的鋼線固定術、四肢切断術、抜釘術 他
心臓血管外科専門医認定機構修練施設(基幹施設)および日本循環器学会認定専門医研修施設であり、心臓血管外科専門医および循環器専門医が密接に協議・連携し、治療選択を行っております。
当科では虚血性心疾患、弁膜疾患、大血管・末梢血管疾患を中心に外科治療を行っております。また、ICU、CCUなどの協力を得て、緊急症例の受け入れも対応可能となっています。これらに加えて、血管内治療(大動脈瘤に対するステントグラフトを含む)、ハイブリッド治療などの新しい治療法も導入し、積極的に行っています。
日本脳神経外科学会外科専門医制度修練施設となっており、指導医、専門医のもとで全身管理を含めた幅広い脳神経外科学的知識、救急医学、神経科学の知識を学ぶことができます。脳動脈瘤、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫など年間約170例の手術を行っております。本院では脳神経外科を2ヶ月ローテーションしますが脳神経内科も含んでおりますので、脳神経外科のみならず脳硬塞、神経疾患などの脳神経内科の研修も同時に可能です。初期研修終了後、後期研修医、その後スタッフとして活躍出来る場も用意されております。
◯ベッド数・年間症例数・年間手術件数
脳神経外科として50床
年間入院患者数:1,200症例前後
年間手術件数: 170症例前
◯関連大学医局
北里大学脳神経外科、その他の大学からもスタッフがきています。
日本外科学会外科専門医制度指定施設
日本消化器外科学会専門医修練施設
消化器外科を中心に定時手術(食道癌、膵臓癌、肝臓癌、胃癌、大腸癌、乳癌など多数)、緊急手術も多く全身管理、術前術後など多くを学ぶことが出来ます。また胃・大腸内視鏡検査、内視鏡下逆行性胆管膵管造影なども消化器内科と連携し、多数行っています。スタッフとして活躍出来る場も用意されています。
日本消化器病学会専門医制度認定施設、日本消化器内視鏡学会指導施設です。消化管造影、内視鏡(胃カメラ、大腸鏡、小腸内視鏡、カプセル内視鏡、ERCPなど)、エコー、CT、MRI、PET-CTなどの多数の検査を行っています。さらに、EMR、ESD、TACE、RFAなど多くの治療も施行しています。外科と連携し、診断、治療において最新の診断・治療を展開しています。
当院総合内科は、「総合診療医・家庭医」要請を目的とした3年間の研修プログラムの責任施設(科)です。他施設(東大和病院、在宅サポートセンター、西伊豆健育会病院)と協働しながら中規模医療圏とへき地医療圏の2つの異なる医療圏での医療・介護領域の総合的な研修を通して、質の高い総合診療医の育成を目標としています。
本プログラムは、日本プライマリ・ケア連合学会の認定を受けています。