局地的、地域的な大規模災害が発生した場合、被災した地域住民は災害弱者に陥いります。そのような事態に備えて被災した人たちのため東大和病院は人的、物的な対応を実施しています。
年1回、トリアージ訓練を実施しています。そこでは行政や医師会との連携確認や市民の方にも参加していただいています。
また、年に数回、東京都や地域の医療圏の医療機関と通信訓練を実施しています。
阪神大震災の教訓から、水は医療活動において不可欠なライフラインです。水道停止時も医療活動が継続できるよう休止していた井戸水を復活させました。震災等が発生しても自前の井戸水で消毒、透析、トイレの洗浄等、安心・安全・清潔な病院環境を整えています。
非常用自家発電機に併設された燃料タンクでは数時間しか継続運転できないため、4300Lの燃料タンクを増設しました。これによって停電時自家発電機の2〜3日の連続運転が可能となりました。
平成21年度に東京都の指導で非常用自家発電機の規模を大きくし、非常用発電機により、より多くの医療機器等が使用できるようにしました。
平成20年度、受水槽(80T)を120Tに更新しました。それにより、病院全域により安定した水供給が可能となります。
救急医療資器材/投光器/簡易トイレ/小型発電機/組立式野外水槽/野外炊飯設備/非常食 等