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新型コロナウイルス感染症に関する
重要なお知らせ



DPCデータによる病院指標

 DPCデータとは、入院患者の臨床情報や診療行為について、全国で標準化された情報です。
DPC制度が導入された当初は、各病院でデータが正確に作成されているか検証するために提出が義務化されたものでしたが、データの価値や有用性が認められ、広く病院の指標として利用されています。

 DPC制度(DPC/PDPS)とは、「Diagnosis Procedure Combination / Per-Diem Payment System」の略で、厚生労働省が定める診断群分類(DPC)を使った定額払い制度のことです。病名と診療内容等の組み合わせにより、1日当たりの定額医療費を基本として計算します。
尚、入院症例のみが集計対象であり、外来症例は含まれません。また、集計の結果が10未満の場合は「-(ハイフン)」で表示しています。

病院指標(臨床指標)

 医療の質を具体的な数値として示し、客観的に評価することを可能としたものです。 これにより、医療の過程や結果のなかに潜在している課題や改善点を見つけ出し、医療の質向上に役立てることを目的としています。

更新履歴

2022/9/30 2021年度 病院指標「第1版」を公開
2021/9/30 2020年度 病院指標「第1版」を公開
2020/9/30 2019年度 病院指標「第1版」を公開
2019/9/30 2018年度 病院指標「第1版」を公開
2018/9/29 2017年度 病院指標「第1版」を公開
2017/9/30 2016年度 病院指標「第1版」を公開


 

2021年度 東大和病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

1.年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 5 54 57 82 210 365 551 1,203 1,380 377
◆ 集計方法と定義
2021年4月~2022年3月の期間、保険(公費、生活保護を含む)を使用した一般病棟の年齢階級別(10歳刻み)の患者数。
◆ 解説
年間の退院患者数は、昨年に比べて533人減少の4,284人。年齢構成では、70~79歳の患者さまが1,203人、80~89歳の患者さまが1,380人となり、90歳以上の患者さまを含めた割合で全体の69.1%を占めました。次いで60~69歳の患者さまが551人で続いており、コロナ禍にあっても傾向は例年と変わらず全体として入院患者さまの高齢化が進んでいます。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 84 28.57 20.57 22.62 83.99
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置2なし 35 25.26 18.42 5.71 77.66
180030-------- ■ DPC対象外症例 31 20.19 - 16.13 70.32
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置2なし 定義副傷病なし 20 14.60 9.28 20.00 49.80
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置2なし 定義副傷病なし 20 38.20 9.28 30.00 84.85
◆解説
今年度の入院患者数は10,665人であり、昨年度より481人減少しました。平均在院日数は22.9日で、昨年度より2.6日短縮しました。入院では主に高齢者肺炎患者さまの治療や肺がん患者さまに対する化学療法、呼吸不全患者さまに対する在宅酸素療法導入なども行いました。今後ともコロナ禍における治療継続のため、徹底した感染対策を行ってまいります。

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 127 16.63 17.35 5.51 81.72
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈 形成手術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 100 3.95 4.36 0.00 71.13
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 75 2.44 3.06 0.00 70.56
050050xx9910xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 58 5.05 3.06 0.00 67.21
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症含む)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 57 13.49 11.87 0.00 72.42
◆解説
今年度は常勤医6名体制で診療を開始しました。新型コロナウイルス感染症の蔓延もあり、さらに厳しい1年でしたが、昨年同様、外来診療、入院診療ともに非常勤医師の協力が不可欠な体制でした。緊急の対応も断らざるを得ない局面もあり、近隣の先生方、救急隊の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。DPC診断群分類としては、カテーテル治療を中心とした循環器疾患の患者数が多く、上記の結果となりました。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿傷手術等 手術・処置等なし 定義副傷病なし 54 8.11 9.21 1.85 73.78
060102xx99xxxx 穿孔又は膿傷を伴わない憩室性疾患 手術なし 48 6.29 7.70 0.00 67.21
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 37 3.11 2.65 0.00 78.73
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 26 5.69 7.96 0.00 78.73
060035xx03xxxx 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜仮想剥離術 24 5.88 6.78 0.00 69.25
◆解説
これらの疾患に対して多くの内視鏡検査、治療を行いました。新型コロナウイルス感染症の第5波、第6波の時期に手術や検査の一部変更・延期・制限を行いました。
種々の検査に加えさまざまな治療を行っていますが、昨年度に比べて増加しました。特にERCPは77%の増加でした。

消化器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 64 4.08 4.74 0.00 70.14
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 49 5.49 7.11 0.00 59.61
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 48 7.77 9.00 2.08 73.31
060035xx010x1x 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病あり 34 21.06 25.22 8.82 72.38
060210xx9700xx ヘルニア記載のない腸閉塞 手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 32 13.16 14.15 6.25 73.09
◆解説
379件の手術を行いました。昨年度大きく減少した悪性腫瘍に対する待機手術では、大腸がんの件数が回復傾向を見せました。急性腹症に対する緊急手術は94件で昨年度と同様でした。鏡視下手術は232件で、手術総数の61%で前年に続き全体の半数を超えました。

糖尿病・内分泌内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く) 手術・処置等21あり 38 11.71 14.41 2.63 65.34
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 30 16.40 13.14 36.67 81.73
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 25 14.92 13.25 0.00 54.52
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケアシドーシスを除く)手術・処置等2なし 22 8.41 11.15 0.00 65.14
100040xxxxx01x 糖尿病性ケアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病あり - - 24.34 - -
◆解説
今年度は、コロナ禍の影響もほぼなくなり、コロナ禍以前の外来人数まで堅調に回復しています。外来における糖尿病セミナーなどは依然休止中ですが、感染状況が収まり次第、再開予定です。今後も引き続きインスリン患者さま等を中心に、単価の向上と総外来患者数増を目指します。

脳神経内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099000x 非外傷性頭蓋内出血腫(非外傷性硬膜下血種以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 73 23.81 18.90 69.86 70.38
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 38 6.84 7.22 5.26 61.89
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 23 7.00 4.92 4.35 71.26
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 11 29.82 17.86 18.18 81.91
010220xxxxxxxx その他の変性疾患 - - 17.03 - -
◆解説
今年度は、常勤医1名、非常勤医1名で診療に取り組みました。東大和病院附属セントラルクリニックでの通常の外来診療を週6日及びもの忘れ外来を週3日行いました。
その他の神経疾患、特にパーキンソン症候群などの神経難病や神経筋疾患に対しては、主に外来で、必要時は入院で診療を行いました。

心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 12 18.42 21.93 0.00 76.25
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステングラフト内挿術 手術・処置等2なし 11 14.18 11.06 18.18 76.82
050161xx9900xx 解離性大動脈瘤 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 10 13.50 16.85 0.00 76.00
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等21なし - - 21.69 - -
050161xx97x1xx 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等21あり - - 29.08 - -
◆解説
心臓血管外科は、心臓血管外科専門認定機構認定修練施設(基幹施設)に認定されており、インフォームド・コンセントに基づく医療を最重要課題として実践し、患者さまにとって最良の治療を最新の技術で提供できるように努力しております。本年度よりMICSを導入し、今後推進していく方針です。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 122 28.25 25.32 64.75 83.92
070370xx01xxxx 脊椎骨粗鬆症 経皮的椎体形成術 69 18.19 18.34 33.33 81.55
070370xx99xxxx 脊椎骨粗鬆症 手術なし 48 30.67 21.19 52.08 84.73
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 38 7.39 4.99 2.63 62.29
070350xx01xxxx 椎間板変性、ヘルニア 内視鏡化椎間板摘出(切除)術 後方摘出術等 23 6.04 9.97 0.00 46.83
◆解説
今年度もコロナ禍での診療となりましたが、with CORONAを合言葉に当科の3本柱である脊椎(骨粗鬆症治療)・手外科・外傷疾患を中心に診療にあたりました。感染症対策としてベッド制限下の運営を余儀なくされ、在院延べ人数15,078名と昨年に比べ微増しました。看護職員共々徹底した感染管理に務めております。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 95 19.07 15.63 45.26 69.59
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 59 14.54 9.78 15.25 81.17
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 45 18.62 15.57 22.22 76.00
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病1あり発症前Rankin Scale 0、1又は2 35 22.17 17.48 34.29 78.63
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 35 11.29 8.30 17.14 79.57
◆解説
常勤医師は2名ながら、非常勤医師の力を借り、以前と同様のレベルを目指し診療しています。2021年度手術件数総数は106件(昨年度120件)と減少となりました。血管内手術は26件と維持されております。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む)鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 10 4.80 5.16 0.00 39.80
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし - - 4.01 - -
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし - - 2.94 - -
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 9.61 - -
160660xxxx1xxx 皮下軟部損傷・挫滅損傷、開放創 手術・処置等1あり - 28.00 25.82 - -
◆解説
入院患者数は32名と、新型コロナウイルス感染症による大きな打撃を受けた昨年度よりわずかに増加しました。手術件数も微増しており、皮膚、皮下腫瘍の切除とそれに関連する再建術が最多で、次いで外傷に関する術式が多い結果となりました。大和会広報誌に形成外科の特集をしていただきました。形成外科について、認知度が高まり、治療につながれば幸いです。

乳腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む))等 手術・処置等1なし 36 10.50 10.15 0.00 61.67
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 20 6.80 5.88 0.00 60.90
090010xx011xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む))等 手術・処置等1あり - - 15.31 - -
100130xx97x0xx 甲状腺の良性結節 手術あり 手術・処置等2なし - - 7.20 - -
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの)等 手術・処置等1なし - - 8.19 - -
◆解説
乳腺外科は、外来を中心として東大和市乳がん検診、乳がん検診・人間ドックの二次精査、有症状の患者さまの診察を行っており、視触診、マンモグラフィ、乳腺超音波検査を行っております。さらなる精査が必要な時は細胞診や組織診生検も積極的に行っており、乳がんの早期治療を目指しております。今年度は新型コロナウイルス感染症の流行で診療制限がかかる部分もありましたが、安全な医療の提供ができました。

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 26 - - - 14 1 - 1
大腸癌 14 16 18 18 39 1 - 1
乳癌 23 23 - - - 1 - 1
肺癌 - - - 33 - 1 - 1
肝癌 - - - - - 1 - 1
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
    ◆ 集計方法と定義
  • 集計期間中に退院した患者さまが対象で、実患者数を集計しています。期間内に同じ患者さまが同じがんで入退院を繰り返しても1件と数えます。
  • 「初発」の病期分類は、UICC病期分類に基づいたものです。
  • 集計期間中に「初発」として集計されたものは、「再発」には集計しません。
  • 病期分類が確定される前に亡くなられた場合等は、病期分類は「不明」となります。
  • 医療資源を最も投入した傷病名が疑い病名だったものは集計対象から除外しています。
  • ◆ 解説
    5大癌に対して当院では、手術、化学療法、放射線治療、緩和医療を組み合わせて、集学的医療を行っています。

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 58 23.47 81.91
重症 24 25.21 83.71
超重症 - - -
不明 - - -
    ◆ 集計方法と定義
  • 市中肺炎とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。
  • 重症度は、市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPシステム)により分類しています。
  • ◆ 解説
  • 当院は、中等症、重症の患者さまが多い傾向となっています。
  • 重症度が高いほど平均在院日数が長くなり、平均年齢も高い傾向となっています。
 

5.脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 300 21.6 76.9 40.3
その他 10 21.4 78.1 0.3
    ◆ 集計方法と定義
  • 脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示します。
  • 医療資源を最も投入した傷病のICD10がI63$である症例を集計します。
  • 発症日から「3日以内」「その他」に分けた数値を記載します。
  • ◆ 解説
    今年度は脳梗塞(3日以内)が300症例。昨年度と同様に数多くの脳梗塞症例を受け入れています。

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 69 2.54 4.25 1.45 72.20
K616 四肢の血管拡張・血栓除去術 57 0.89 6.37 5.26 74.72
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 46 1.63 11.85 6.52 81.04
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 44 1.00 3.09 0.00 68.23
K5461 経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞) 39 0.00 12.95 2.56 75.03
◆解説
新型コロナウイルス感染症の影響で患者数は大幅に減りましたが、コメディカルスタッフの積極的な協力もあり、大きな問題なく診療できました。1位は経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの)の69人でした。

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 72 1.96 8.83 4.17 72.81
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 44 1.39 1.36 0.00 71.89
K654 内視鏡的消化止血術 31 1.13 12.32 6.45 70.87
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 29 1.03 3.90 0.00 70.55
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 29 2.31 6.45 0.00 75.38
◆解説
本年も内視鏡下で数多くの胆道ステント留置、大腸ポリープ切除等を実施しました。

消化器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 51 1.29 3.69 0.00 59.86
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 39 1.03 1.97 0.00 65.74
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 34 3.82 9.59 0.00 69.68
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) 25 0.40 6.12 0.00 50.96
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 24 0.92 2.17 0.00 77.13
◆解説
379件の手術を行いました。昨年度大きく減少した悪性腫瘍に対する待機手術では、大腸がんの件数が回復傾向を見せました。急性腹症に対する緊急手術は94件で昨年度と同様でした。鏡視下手術は232件で、手術総数の61%で前年に続き全体の半数を超えました。

心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 12 7.00 19.00 0.00 72.08
K5551 弁置換術(1弁のもの) 10 3.80 15.60 0.00 76.50
K5601ニ 大動脈瘤切除術(上行大動脈)(その他のもの) - - - - -
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) - - - - -
K5612イ ステンドグラフト内挿術(1以外の場合)(胸部大動脈) - - - - -
◆解説
本年度は新型コロナウイルス感染症への対策をしながら上記症例数を実施しました。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) 119 1.86 25.10 57.98 80.66
K142-4 経皮的椎体形成術 79 4.87 14.08 37.97 82.18
K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) 62 1.85 11.69 3.23 63.82
K0463 骨折観血的手術(鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く)、足、指(手、足)その他) 27 1.00 6.67 0.00 47.04
K134-22 内視鏡下椎間板摘出(切除)術(後方摘出術) 24 1.83 4.46 4.17 49.58
◆解説
昨年同様、骨折に対する観血手術、脊椎疾患、手外科疾患を中心に手術を行いましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものの、年間手術件数は732件と昨年に比べ改善しました。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 48 0.60 14.71 14.58 80.35
K1781 脳血管内手術(1箇所) 14 1.79 33.93 71.43 67.14
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頚動脈) - - - - -
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) - - - - -
◆解説
本年度は新型コロナウイルス感染症への対策をしながら上記症例数を実施しました。

形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K333 鼻骨骨折整復固定術 - - - - -
K0063 皮膚、皮膚下腫瘍摘出術(露出部以外)(直径6cm以上12cm未満) - - - - -
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) - - - - -
K227 眼下骨折観血的手術(眼窩ブローアウト骨折手術を含む) - - - - -
K0133 分層植皮術(100㎡以上200㎡未満) - - - - -
◆解説
今年度は新型コロナウイルス感染症による大きな打撃を受けた昨年度より、手術件数はわずかに増加しました。眼瞼下垂や眼瞼内反症、睫毛内反症など眼の周りの手術を希望されて受診される患者数が年々増加しており、社会の高齢化が進む中で症例数も益々増えていくことが予想されます。

乳腺外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 20 1.00 4.80 0.00 60.90
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 15 1.00 7.33 0.00 64.80
K4766 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を伴施する) - - - - -
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む))) - - - - -
K4769 乳腺悪性腫瘍手術(乳輪温存乳房切除術(腋窩部郭清を伴うもの)) - - - - -
◆解説
今年度は新型コロナウイルス感染症の流行で診療制限がありましたが、安全な医療の提供ができました。
今年度は71件の手術を実施しましたが、主な内訳としては、乳がん手術64件、乳腺良性疾患手術2件、甲状腺がん手術1件、甲状腺良性手術2件でした。乳房温存手術は33件であり、乳房温存率は52%でした。乳頭乳輪温存乳房切除術を7件、乳房再建を2件行いました。

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率) ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
    ◆ 集計方法と定義
  • 医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなり得ないが、改善すべきものとして定義される感染症および合併症の発生率を示しました。
  • 医療資源を最も投入した病名と入院のきっかけとなった病名が同一かそれ以外で件数を集計しています。
  • ◆ 解説
    当院においては、発症率は低く抑えられています。

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