臨床工学室
臨床工学技士は医療機器の専門医療職です。病院内で、医師・看護師や各種の医療技術者とチームを組んで生命維持装置の操作などを担当しています。また、医療機器が何時でも安心して使用できるように保守・点検を行っており、安全性確保と有効性維持に貢献しています。
臨床工学室スタッフ
- 人数:8人(男7人、女1人)
- 勤務体制:月〜土曜日(4週8休)
- 勤務時間:8:30~17:00
- 夜間休日オンコール体制
資格取得(2020年現在)
- 透析技術認定士
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 臨床ME専門認定士
- 血液浄化専門臨床工学技士
- 医療機器情報コミュニケータ(MDIC)
- 医療ガス安全管理責任者
業務の紹介
MEセンター(医療機器中央管理業務)
院内で使用される医療機器の管理や保守点検を行っています。取り扱い機器は、シリンジポンプ、輸液ポンプ、人工呼吸器、経腸栄養ポンプ、低圧持続吸引器、生体情報モニタ、モニタ送信機、除細動器、AED、バッグバルブマスクなどがあります。また、安全点検システムにて、医療機器の点検記録、貸出・返却履歴、故障・修理履歴などの管理をしています。


透析センター(血液透析・血液浄化業務)
全30床(個室1床)でコンソールは東レ・メディカル社製のTR-10EX:29台とTR-7700:1台を使用しており、オンラインHDFが可能です。
また、人工透析管理システム「MiracleDIMCS UX」を導入しています。
血液浄化業務として、持続的腎代替療法(CRRT)、エンドトキシン吸着療法(PMX-DHP)、顆粒球除去療法(GCAP)、腹水濾過濃縮再静注法(CART)などに対応しています。


手術室(機器管理・手術支援業務)
全3室(1室は眼科専用)で、毎朝の麻酔器、生体情報モニタ、電気メスなどの使用前点検と内視鏡システム、レーザー治療装置、電気メスなどのセッティングと操作を行います。

