東京都は2009年2月1日、「東京都脳卒中急性期医療機関」を公開しました。
これは、「東京都脳卒中医療連携協議会」の認定基準を満たし、脳卒中急性期医療を担う医療機関リストです。
東大和病院も「東京都脳卒中急性期医療機関」の認定を受け、北多摩西部二次医療圏におけるt-PA(*注)治療実施態勢を整えた病院として期待されています。
*t-PA:血栓溶解剤。発症4.5時間以内の投与が有効とされる。
◆東京都脳卒中急性期医療機関リスト(東京都福祉保健局HP)
東京都脳卒中急性期医療機関リスト
1)脳梗塞超急性期に対するrt-PA静注療法を含む、脳卒中急性期治療に積極的に取り組んでいます。
2)パスを使用した統一した診断・治療方針の基に脳卒中の治療を行っており、医師を中心として、看護師、セラピスト、栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなど専門スタッフが連携して、チーム医療を提供しております。
3)豊富なリハビリテーションスタッフを擁し、発症早期から充実したリハビリテーションが開始可能です。
4)脳神経外科専門医3名、脳神経内科専門医1名の常勤医が診療を行っています。
5)地域の回復期(リハビリテーション)病院や維持期医療機関と医療連携を行っています。
地域の中核病院として、脳卒中を中心とした専門治療を提供します