整形外科疾患の基本的事項を学び習得する事を目標に研修する。救急病院である当院の特色を生かし、救急医療における骨折などの外傷疾患を中心に初期治療から検査、診断、手術療法を含めた治療計画、周術期管理、退院支援までを指導医とともにマンツーマン方式で幅広く研修する。治療に必要な検査手技(脊髄造影、関節造影など)、慢性疾患(脊椎疾患や関節疾患など)に対する保存的治療と手術的治療、感染疾患(蜂窩織炎、骨髄炎、ガス壊疽など特殊感染症など)に対する治療方針を学ぶ事ができ、実際の症例において指導医の下で実技を中心に研修する。
経験が望まれる疾患
指導医とのマンツーマン教育が基本。外来、救急外来、病棟、手術に関して常に上級医の指導を受けながら研修を行っていく。当科では年間約800件の手術を行っており、手術には積極的に手洗いをしてもらい、縫合や基本的な骨折の固定手技などを習得する。外来・病棟では基本手技としての関節穿刺、関節内注射、ブロック注射を経験し、基本的検査としては脊髄穿刺、脊髄造影、関節造影の手技を経験する。
月〜土 AM8:30より病棟回診
月曜日AM8:00からリハビリカンファレンス&病棟カンファレンス
月曜日PM5:00から整形外科カンファレンス
研修態度、疾患の理解度、治療法の理解度、外科的手技の到達度
初期研修医としての基本事項達成度を重要視して判定する。
研修修了時に行う。