外科の特殊領域としての泌尿器科および透析センターで研修することにより、プライマリ・ケアの担当できる医師として必要な腎・尿路系疾患についての基本的知識と日常の診療に不可欠な基本技術を習得する。
基本的には病棟に配属されて数名程度の患者の受持医となり、主治医の指導を受けて病棟での術前後の処置あるいはエコー・内視鏡など外来で行われる検査および各種の放射線検査を行う。また、手術においては可能な限り第1または第2助手につくことによって、泌尿器科疾患の診断・治療法について理解を深めるとともに導尿をはじめとする泌尿器科的救急処置法を習得する。
研修医は基本的に病棟勤務であるが、外来診療の実際を学ぶために、上級医とともに外来を行うこともある。